11周目-2 彦根~長浜 15km
久しぶりの琵琶湖逍遙。今日は彦根で開催されている「鳥人間コンテスト」を見ながら長浜までの最も短い区間を歩く。
今日の始点---→
---→今日の終点
鳥人間コンテスト(1)人力のみで空を飛ぶ!昔から続いてきた人間の永遠の夢である。
あるテレビ局が番組制作のために始めたこの「鳥人間コンテスト」も、すっかり琵琶湖の夏の風物詩として全国的に有名になり、今年は7月26,27日に開催され、第32回目になる。
会場は毎年彦根の松原水泳場である。この日は全国からヒコーキ野郎や応援団が集まり、広い松原水泳場も満員となる。
鳥人間コンテスト(2) 機体設計図の審査、前日には完成した機体の審査がある。厳しい条件をクリアーするために機体の製作が遅れてテストフライが出来ず、フライトの安全性が確保できないと判断し、エントリーしながら当日の出場を急に断念するチームもある。
また、パイロットは1年間訓練を続けてくる。今年の大会が終わると直ぐに来年予定のパイロットが訓練を始めるらしい。気象条件によっては大会が中止になり、1年間やってきた訓練がフイになることもあるという。
鳥人間コンテスト(3)機体の性能のアップは目覚しく、そのために毎年ルールが変わってきている。
第20回大会では大阪府立大学堺風車の会が飛行距離9,761mで優勝した。このとき、ぼくは米原市磯付近で見ていたが、年々飛行距離が伸びて、そのうち琵琶湖を飛び出してしまうのではないか。と心配していたものである。
案の定第22回大会では東北大学のチームが琵琶湖の北端まで達し(23,688m)、第27回大会では日本大学のチームが飛距離を伸ばすために南へ針路を取り、琵琶湖大橋まで達する(34,654m)。更に第29回大会では折り返し点が設けられ、往復で最長50kmまでのフライトが可能になる。
第30回大会からは一定の距離をいかに速く飛ぶか、というタイムトライアル部門が設けられた。速さよりも琵琶湖の風に乗って湖面すれすれにゆったりと飛ぶ姿こそ「鳥人間」に相応しいと思うのだが。
山本山気圧の谷が通過したらしく、まだ1時過ぎだというのにあたりが急に暗くなり、琵琶湖には一面大きな白波が立ち始める。まるで台風並みの強風と50メートル先も見えないほどの激しい雨が1時間ほど続く。
前線が通り過ぎると、今まであんなに暴れていた風雨もピタッと止み、うそのように晴れてくる。北の方の明るい空をバックに山本山の特徴のあるシルエットが浮かび上がる。
後でニュースによると、福井県ではこのときの突風でイベント会場の大型テントが倒れて死者も出たとか。
三上山これも前線通過後の遠くまで透き通るような景色。小さく三上山が見える。ここから三上山までの距離は約41kmである。
沖島と多景島前線通過後で空気が澄んでいるので、沖島、多景島の遠近もはっきりと区別出来る。沖島まで約26km、多景島まで約11km。
エリと荒神山長浜近くの湖岸。小さなエリとバックに荒神山(262m)を望む。

