今日の始点---→
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沖 島長命寺で西国巡礼の人が2人降りてからはバスの乗客は僕一人になる。
近江八幡休暇村でバスを降りると、目の前には沖島の集落と緑の島影が鮮やか。今日は台風が通り過ぎた後のよい天気で空気も澄んで琵琶湖対岸の湖西方面の景色もはっきりと見え、沖島と伊崎の間からは遠く湖北の山々も望まれる。
9時30分に休暇村から歩き始める。
栗見出在家この辺り一帯は本来、広々とした田んぼが広がり、今頃は一面黄金色になるところであるが、減反政策のためか、今年は稲作の代わりに一面緑の大豆畑となっている。
伊崎寺竿飛び伊崎寺で毎年8月1日に行われる「伊崎の竿飛び」は有名である。伊崎寺は比叡山延暦寺の支院になっている。
「伊崎の竿飛び」は本来、修行として行われていたのが、次第に観光化され、一般の人も度胸試しに参加出来たが、最近はまた本来の姿に戻り、修行僧しか参加できないらしい。
その「竿」は30cmの角棒が、湖面上7mを、岸壁から10m突き出しているもので、すぐ側では見たことはあるが、まさかこんなに離れたところから見えるとは思わなかった。
(写真を拡大して見ると、半島の先端に「竿」が確認できる。)
愛知川(えちがわ)河口愛知川は鈴鹿山脈に水源を持つ湖東を代表する大河川であり、琵琶湖に入る河口も広い。
河口左岸、栗見出在家の集落の先端は広い公園になっており、この先端が琵琶湖に突き出る格好になっているので、東の伊吹山から西の比良山系まで広い琵琶湖が一望である。
孤島 多景島広大な琵琶湖に浮かぶ小さな島、多景島。
先日、テレビで「鳥人間コンテスト」を見ていたら、リモコンのヘリで空から多景島周辺が映し出されていたが、正に大湖の中にポツンと浮かぶ孤島という感じだった。
彼岸花と 多景島この季節、どこも彼岸花がいっぱい咲いている。咲き始めなのでいずれの花もまだつぼみが多く、あと1,2日後には鮮やかな真っ赤な花が咲きそう。
多景島多景島には見塔寺というお寺が一つだけあるが無人の島である。
多景島を見る度に必ず思い出すのは、6年前の夏、2人乗りのカヌーで沖の白石を訪れたときのこと。それまで油を流したように穏やかだった湖面が、沖の白石を通過した頃から、急に風が強くなり、荒れ狂ったような白波の中をほうほうの体で多景島へたどり着いたときのことである。あれ依来、多景島を穏やかな気持ちで眺められなくなってしまった。

