
2012年04月19日
琵琶湖逍遙15周目-18 2012.4.18
桜の時期に海津大崎を訪れるのは何年ぶりかである。
平日にもかかわらず、何と車の多いこと。大浦からマキノまで、歩道のない狭い道路が延々と続き、海津大崎付近で5つのトンネルが連続する区間は特に危険である。狭いトンネル内では、前後を渋滞する車と車の間に挟まれてのろのろと進む状態。道路の端に寄ると水溜まりがあるので、渋滞で止まっている車を追い抜いて行くことも出来ない。
普段は、通る車も稀な区間であるが、今日は、混雑する車にやたらと神経をすり減らして、疲れてしまう。ゆっくりお花見どころではなかった。花見シーズンには、もはや平日も休日と同様に、車は一方通行にすべきだろう。
永原~ 海津大崎~マキノ 12.0km
1.大浦川
大浦川は大浦湾で琵琶湖に入る。この河口にある県道を右折すると海津大崎方面へ向かう。
永原駅付近ではコンクリートで護岸された、直線的な大浦川もこの辺りでは自然のカーブを画いて流れて行く。
2.竹生島
桜と竹生島。海津大崎では定番の構図。
ここの桜は全てソメイヨシノ。ソメイヨシノの樹命は約60~70年といわれており、ここでも老木が次第に枯死し始めてきている。それらに代わって細い桜の若木が植えられており、20~30年後には立派な桜並木に生まれ代わるのだろう。
3.残雪の山と海津集落
海津集落の遠望。海津集落には蓮如ゆかりの寺院が多く、それらのお寺の大きな屋根がよく目立つ。
背後の野坂山地の山々にはまだたくさんの雪が残っていて美くしい。
4.橋板
かつては、琵琶湖岸のあちらこちらでよく見られた、生活の道具であった橋板(はしいた)。
波静かな海津湾に3つの橋板が並んでいた。
湾の奥には、海津大崎へと続く満開の桜並木が望まれる。
5.海津漁港
桜のシーズンには、今日もこの漁港からも、簡単な木の骨組みを透明なビニールで囲ったにわか造りの花見船が出ている。このような花見船が、あちらこちらにできた、これもにわか造りの桟橋から発着していた。
今日で琵琶湖逍遙15周目を達成する。リハビリを兼ねて始めて以来、これまで17年かかった。ぼく自身の琵琶湖逍遙の他にも、ラフォーレ琵琶湖ホテル主催の「カメラウォーク」で1周、サンロク会の「琵琶湖逍遙」では、アンコール編も含めて2周を達成した。
17年の間には、琵琶湖の周りにもあちらこちらで随分変化が見られた。バイパスのトンネルや湖岸道路が新しく出来て、余程歩きやすくなった所もある。しかし、何といっても大きく変わってきたと感じるのは、多くの湖岸緑地公園内に清潔なトイレが増えてきたことと、コース上にコンビニが続々と出来たことである。それでもまだ、食料やトイレの心配をしなくてはならない区間が残っている。
これからは、一年に一周することにこだわらず、自分の足で歩ける限り、のんびりと琵琶湖逍遙を続けていきたいと思っている。
平日にもかかわらず、何と車の多いこと。大浦からマキノまで、歩道のない狭い道路が延々と続き、海津大崎付近で5つのトンネルが連続する区間は特に危険である。狭いトンネル内では、前後を渋滞する車と車の間に挟まれてのろのろと進む状態。道路の端に寄ると水溜まりがあるので、渋滞で止まっている車を追い抜いて行くことも出来ない。
普段は、通る車も稀な区間であるが、今日は、混雑する車にやたらと神経をすり減らして、疲れてしまう。ゆっくりお花見どころではなかった。花見シーズンには、もはや平日も休日と同様に、車は一方通行にすべきだろう。
永原~ 海津大崎~マキノ 12.0km
今日の始点 ⇒・・・・
・・・・⇒ 今日の終点

大浦川は大浦湾で琵琶湖に入る。この河口にある県道を右折すると海津大崎方面へ向かう。
永原駅付近ではコンクリートで護岸された、直線的な大浦川もこの辺りでは自然のカーブを画いて流れて行く。

桜と竹生島。海津大崎では定番の構図。
ここの桜は全てソメイヨシノ。ソメイヨシノの樹命は約60~70年といわれており、ここでも老木が次第に枯死し始めてきている。それらに代わって細い桜の若木が植えられており、20~30年後には立派な桜並木に生まれ代わるのだろう。

海津集落の遠望。海津集落には蓮如ゆかりの寺院が多く、それらのお寺の大きな屋根がよく目立つ。
背後の野坂山地の山々にはまだたくさんの雪が残っていて美くしい。

かつては、琵琶湖岸のあちらこちらでよく見られた、生活の道具であった橋板(はしいた)。
波静かな海津湾に3つの橋板が並んでいた。
湾の奥には、海津大崎へと続く満開の桜並木が望まれる。

桜のシーズンには、今日もこの漁港からも、簡単な木の骨組みを透明なビニールで囲ったにわか造りの花見船が出ている。このような花見船が、あちらこちらにできた、これもにわか造りの桟橋から発着していた。
今日で琵琶湖逍遙15周目を達成する。リハビリを兼ねて始めて以来、これまで17年かかった。ぼく自身の琵琶湖逍遙の他にも、ラフォーレ琵琶湖ホテル主催の「カメラウォーク」で1周、サンロク会の「琵琶湖逍遙」では、アンコール編も含めて2周を達成した。
17年の間には、琵琶湖の周りにもあちらこちらで随分変化が見られた。バイパスのトンネルや湖岸道路が新しく出来て、余程歩きやすくなった所もある。しかし、何といっても大きく変わってきたと感じるのは、多くの湖岸緑地公園内に清潔なトイレが増えてきたことと、コース上にコンビニが続々と出来たことである。それでもまだ、食料やトイレの心配をしなくてはならない区間が残っている。
これからは、一年に一周することにこだわらず、自分の足で歩ける限り、のんびりと琵琶湖逍遙を続けていきたいと思っている。