琵琶湖逍遙 堅田~守山なぎさ公園~烏丸半島
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今日の終点・・・・⇒
1.琵琶湖大橋 琵琶湖大橋は琵琶湖の幅が最も狭まった部分に架けられた延長1400mの橋である。
琵琶湖の東西を結ぶこの橋の効果は絶大である。なにしろ、ぼくの足で歩けば、堅田から対岸の守山まで、大津を回って2日かかるところを、この橋を渡れば、僅か30分弱で行けるのだから。
右が昭和39(1964)年に最初に造られた橋。その後、交通量の増大に伴い、左が平成6(1994)年に増設され、4車線になった。
この橋を車が走ると、路面から「琵琶湖周航の歌」のメロディーが聞こえてくるようになっているが、所々で音程が微妙に外れるのはご愛嬌か。
2.北湖 琵琶湖大橋から北を北湖、南を南湖という。
琵琶湖大橋から北湖を望む。
南湖に比べると、北湖は琵琶湖の幅も急に広くなり、対岸も遠くなり、より一層広々として、まさに「湖=うみ」である。
岸から離れて、湖の真ん中にもたくさんのエリが見られる。エリが建てられているということは、あの辺りは少し浅くなっているのかもしれない。
3.比良の雪 この季節にしては何とも貧相な比良の残雪である。
稜線付近にちょっとだけ雪が残っているこの姿は、例年だと、5月連休のころの眺めだった。年々、雪が少なくなってきたように思う。
4.ヨシとエリ このあたりのヨシは水中に生えているので、刈りとられないで、去年のままの姿で残っている。
この自然のままの状態のヨシ叢には多くの水鳥や魚が産卵に集まってくる。その魚を獲るエリが設けられている。
いのちが感じられる琵琶湖の風景である。
対岸は堅田の町。
5.三上山 朝8時に堅田駅から歩き始め、午後3時にやっと烏丸半島にたどり着く。
枯れたヨシ原の向こうに新緑の芽吹きも鮮やかなヤナギの一群。
その後ろに、すっくとそびえる三上山(432m).。ほんとうに美しい形の山である。別名で、昔から「近江富士」と呼ばれてきたのももっともである。
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