琵琶湖逍遙13周目-4 2009.12.08

ミッチー

2009年12月09日 07:29

瀬田唐橋~烏丸半島

今日の始点⇒---


---⇒今日の終点



1.打出浜遠望

 今日は前回の続きで、瀬田唐橋から烏丸半島まで歩く。
 雲一つ無い快晴で、暖かい上に風も全く無く、最高のウォーキング日和である。
 草津市山田付近から見た、朝日に輝く大津市打出浜方面。この辺りからは、坂本方面から大津、石山方面にかけての景色が、手にとるように望まれる。
 この辺りの湖岸では、ヨシの人工植生が盛んに行われており、その成果も出始めているように見える。




2.哀れ!草津川河口

 草津川は、湖南地方では比較的大きな川で、その河口のデルタは地図で見ても際立って大きく、打出浜から見ると、そのデルタは、琵琶湖の中央に向かって大きく伸びている。
 草津川は、昔から天井川で有名で、東海道線もこの川の下をトンネルで抜けている。その天井川の危険を回避するために、草津川はルートを替えて、付け替えられたため、旧草津川は、形だけ残して、使われなくなった。
 この河口も水が流れなくなると、たちまちこのような草原になってしまう。




3.比叡山

 大津方面からいつも見慣れている比叡山は、丸いコブコブの形をしているが、対岸を北に行くにつれて、とんがってくる。これは、その中間位。
 湖上には、たくさんのカモが、ゴマを撒いたように見える。




4.ビオトープ再生実験中

 南湖の東岸側は、西岸側ほど開発は進んでいないので、湖岸に緑地公園が多い。
 最も、それは、「琵琶湖総合開発」の名の下に、湖岸の湿地帯が埋めたてられたために出来たものであり、失われたヨシ帯を取り戻すべく、各所でヨシ帯再生のための工事が行われている。これもそのひとつであろう。
 何はともあれ、開発と自然が共存できるバランスを考えることが大切である。



5.風力発電

 草津市が烏丸半島に設置している風力発電用の風車である。
 この風車で発電した電気は、この風車のところにある水生植物園「水の森」の消費電力の一部に使われているそうである。
 この風車について草津市の担当者は、
「風車のメンテナンスに莫大な費用がかかり、決して採算は取れないが、エコエネルギーの啓発のために重要な役割りを果たしていると思っている。」とのこと。
 







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