
2014年02月23日
琵琶湖逍遙 野ヶ崎~堅田 2014.2.22
今日の始点 ⇒・・・・
今日の終点・・・・⇒

菖蒲浜付近の湖岸より琵琶湖を望む。
野ヶ崎のバス停から約1時間歩いて、やっと湖岸までやって来る。
予報では、今日はよい天気になるだろうといっていたのに、空はどんよりと曇っていて、所々、雲の切れ間に青空が覗く程度。時々小雨がぱらつくことさえある。
しかし、風はほとんどなく、冬には珍しく今日は琵琶湖も穏やかである。
右に見えるのは沖島。左は湖西の近江高島あたり。

このあたり、湖岸に松林が続く。
松林を通して沖島が望まれる。右は長命寺から近江八幡休暇村へと続く山々。その後ろに、雪をかぶって真っ白な伊吹山が、どっしりとひと際高く、大きく見えている。伊吹山ってこんなにも大きかったのかと感じさせられた。

去年の台風で吹き寄せられた大量のごみの山がそのまま残されていた。湖岸の手すりを越える高さである。この状態が延々と続いているので、せっかくの湖岸沿いの緑地も歩くことが出来ない。
何年か前にもこの付近一帯に大量のごみが吹き寄せられているのを見たことがある。びっしりと隙間なく敷き詰められたごみで水面が全く見えず、あたかも陸地が広がったように見えたこともあった。
なぜこのあたりだけにごみが集中するのか。琵琶湖の水流の関係、風向き、地形など、色々なことが影響して、この付近にごみが吹き寄せられるのだろう。

まだ咲いていた!
雪の比良をバックにした、ここの一面黄色一色の早咲きハナナの風景は琵琶湖の冬の風物詩としても有名になった。1月から見られるが、今日はもう2月22日。
スカッと青空に映える雪の比良をバックにとはいかないが、すばらしい眺めに出合えた。
ここは、夏はヒマワリ、秋はコスモスに入れ替えられ、土手下の砂浜にはハマヒルガオの群落も見られる。

琵琶湖大橋を渡って堅田へ。
かつては対岸に直径が108メートルもある巨大な観覧車があった。「すごーい」を反対から読んで「イーゴス」と名付けられていた。
遊園地が閉鎖され、跡地に大きなショッピングセンターが出来、観覧車だけでも生かせないかと何年も残されていたが、最近、ヴェトナムで第二の人生?を送ることが決まり、遂に解体されてしまった。
ありし日のイーゴス 2011.10
解体中のイーゴス 2013.10

青空とまではいかないが、雪の比良連峰が全容を見せる。
右がロープウェイ駅のある打見山(1,103 m), 左が蓬莱山(1,174m)。
対岸は蓬莱から志賀方面。