新 琵琶湖逍遙

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　１．比叡山の朝

連日、猛暑が続いていて、日中は、とても日向を歩く気にならないが、夜明け頃は、まだいくらか夜気が残っていて、湖岸を散歩すると、気持ちがいい。
　黒い比叡山の背景の中に、西大津方面のビル群が、朝日を受けて浮かび上がる。



　２．南湖

　よく晴れ渡った、南湖の朝。
　比叡山は、山襞や谷々まではっきり見えるのに、比良連峰の稜線付近には、雲がかかっている。
　東に目をやると、長命寺の山々は、はっきり見えているが、今日は、伊吹山までは確認できない。



　３．三上山と朝日

　太陽が稜線を離れて、２０分位経つ。
　日の出を捕らえるには、少し遅いが、湖上の小船には、もう３人の釣り人が見られる。



　４．膳所のエリ

　ここは、膳所城跡公園。向い側に琵琶湖漕艇場があるところ。
　二段の矢印を持つ大型のエリであるが、残念ながら、高い位置から見下ろすことが出来ないので、きれいな矢印の形を確認できない。
　魚の習性を上手く利用した、琵琶湖の伝統漁法のひとつである。