
2009年04月23日
福山聖子 「草津を描く」展
草津にある「マンポのとなり」へ福山聖子さんの「草津を描く」展を観にいってくる。
1.玩具屋 福山聖子画
福山聖子さんは滋賀県内各地の風景をモノクロの細密なタッチで描いておられ、新聞や各種出版物にも掲載され、朝日新聞滋賀版にはもう10年以上も、毎週「滋賀の風景」を連載中である。
今日の会場には草津を描いたスケッチが24点展示されていたが、今までぼくが観ただけでも、「中山道を描く」「西近江路を訪ねて」「近江の近代化遺産を描く」「膳所を描く」そして今日の「草津を描く」。滋賀県の各地で日常の何げない風景をスケッチされていて、その多くには、おばあさん、こども、自転車、イヌ、ネコ、洗濯物等が描きこまれていて、ほのぼのとさせられる画である。
これは今日の会場の隣りに今でもあるおもちゃ屋さんを描いたもので、たくさん並んだ色とりどりの花火に、こどもたちが、あれにしようか、これにしようか、と迷っている情景をスケッチされたものであろう。
2.「マンポのとなり」
「マンポのとなり」のオーナーの川那辺さんの話によると、「マンポ」とは古老の間で使われている言葉だそうで、「トンネル」「隧道」のことをいうが、語源はよく判らないとのこと。なるほどこの前の通りは天井川である旧草津川の下をトンネルで抜けていく。
「マンポのとなり」は築70年の古民家を改修して交流の場として一般に開放されており、福山聖子さんの画の展示会場としてはぴったりだと思った。

福山聖子さんは滋賀県内各地の風景をモノクロの細密なタッチで描いておられ、新聞や各種出版物にも掲載され、朝日新聞滋賀版にはもう10年以上も、毎週「滋賀の風景」を連載中である。
今日の会場には草津を描いたスケッチが24点展示されていたが、今までぼくが観ただけでも、「中山道を描く」「西近江路を訪ねて」「近江の近代化遺産を描く」「膳所を描く」そして今日の「草津を描く」。滋賀県の各地で日常の何げない風景をスケッチされていて、その多くには、おばあさん、こども、自転車、イヌ、ネコ、洗濯物等が描きこまれていて、ほのぼのとさせられる画である。
これは今日の会場の隣りに今でもあるおもちゃ屋さんを描いたもので、たくさん並んだ色とりどりの花火に、こどもたちが、あれにしようか、これにしようか、と迷っている情景をスケッチされたものであろう。

「マンポのとなり」のオーナーの川那辺さんの話によると、「マンポ」とは古老の間で使われている言葉だそうで、「トンネル」「隧道」のことをいうが、語源はよく判らないとのこと。なるほどこの前の通りは天井川である旧草津川の下をトンネルで抜けていく。
「マンポのとなり」は築70年の古民家を改修して交流の場として一般に開放されており、福山聖子さんの画の展示会場としてはぴったりだと思った。