
2008年01月28日
水鳥観察センター
新旭町水鳥観察センター の位置
友人8名で新旭町水鳥観察センターへ鴨ウォッチングに行く。湖北にしては珍しく天気が良く、時折、陽もさして、前日に降り積もったらしい 雪景色が美しい。
観察センターから琵琶湖を見ると、いるわいるわ、まるでゴマを撒いたように無数の鳥がいる。
最初は全て同じ黒い点々にしか見えなかった鴨も、望遠鏡で観ていると、色々な種類がいることが判り、各々の鳥の羽の美しさにみんな釘付けになる。
中でもカンムリカイツブリが一番人気者だった。
暫く鴨ウォッチングを楽しんだ後は、昼食を予約してある「丁子屋」まで、琵琶湖の景色を眺めながら歩いていく。
時々、湖の上が雲に蔽われて、竹生島や伊吹山が見えなくなるが、暫くすると再び陽がさしてくる。今日の天気はこの繰り返し。
左は竹生島。右端遠景の一段と高いのは伊吹山(1377m)。
上空が晴れてくると、うっすらと雪化粧した湖北の山々が美しい。
陽が照ったり曇ったり、そのたびに琵琶湖の水の色も時々刻々変化する。
鴨鍋は湖北の冬の名物になっているが、「丁子屋」の鴨すきセットは、焼きモロコ、鰻の蒲焼、鯉のあらい付きで、どれもとても美味くて、そのうえ値段も他より断然安い。
鴨を観て、鴨を食べる。何と人間は勝手なものなのだろう。しかし「丁子屋」では、琵琶湖の鴨は禁猟なので、新潟県の山で捕った天然の鴨を使っているとのこと。
昔の話がはずみ、昼食のつもりが気が付くともう4時。「丁子屋」で食べた鰻の蒲焼がとても美味だったので、隣りにある湖魚の店「魚清」で同じ鰻の蒲焼を買って帰る。