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2016年10月19日

路線バスでビワイチ 1

1.琵琶湖から遠く離れてもよいから、路線バスを乗り継いで琵琶湖を一周できないかといろいろ調べてみたが、どうしても何ヵ所かで繋がらないところがある。
ちょうどそんな時、8月限定で、江若交通、湖北バス、近江鉄道の3社共同で「路線バスでビワイチ!」という企画をするという情報を得た。まさに渡りに船。早速これに乗ることにした。
通常、路線バスが運行されていない区間は1日1便の臨時バスを運行し、それに合わせて指定された路線バスで2日かけて琵琶湖を一周ずるというものである。
料金は2日で4,000円であるが、この区間を普通に乗り継ぐと10,640円なので、かなりお得ではある。




「路線バスでビワイチ!」ルート


1日目 (8月10日実施)
大津駅ー堅田駅ー細川ー十八川道ー近江今津駅ー木之本バスターミナルー長浜駅ー米原駅ー長命寺ー近江八幡駅



2.乗車券

2日がかりで一周するため、乗車券は2枚必要であるが、これは1日目のもの。2日目のものも同じ。料金は2枚で4,000円。 8月のカレンダーが印字されているので 乗車日をスクラッチする。



3.路線バスでビワイチ開始

8月10日 7時57分 大津駅より路線バスの旅を開始。江若交通バスで国道161号を北上し、堅田へ。 
路線バスであるが「路線バスでビワイチ」と指定されたバスにしか乗れない。




4.堅田駅前ロータリー

堅田から途中(地名)、花折峠をこえて細川行のバスに乗る。堅田から高島方面への路線バスは比良山系の裏を走るこのルートしかない。 



5.今日、ビワイチをする人は8人 

路線バスなので一般客も乗っており、ときどきメイン道路から離れて、小さな集落を巡っていく。




6.終点の細川停留所

ここは比良山系の裏、安曇川上流の山の中。



7.細川

琵琶湖とはおよそ縁遠い山深いところ。樹冠高く比良の稜線。



8.道案内

道端に次のバス乗り場への案内が。



9.細川の茅葺き民家

細川バス乗り場前にあった立派な茅葺き民家。
細川より安曇川行バスに乗り、途中の十八川道で近江今津行に乗り換える



10.十八川道バス停

江若交通の十八川道営業所がある。ここで「路線バスでビワイチ!」のスタンプをもらう。 



11.記念グッズ

スタンプとともに記念品をもらう。バス型のスマホストラップで液晶画面クリーナーにもなっている。
ここから近江今津までは湖国バスの臨時路線。



12.近江今津駅前

近江今津駅では待ち時間が50分もあるので駅前のレストランで昼食にする。
バス乗り場は駅の反対側。近江今津から木之本バスターミナルまでは臨時バス路線。
木之本から近江塩津、永原を経由して菅浦まで路線バスが通じているが、ビワイチ臨時バスは一気に木之本まで走る。
ルートは琵琶湖岸ではなく、海津から国道161号を北上し、途中で右折して長いトンネルを抜けて永原、近江塩津へ。
近江塩津を過ぎると木之本まではもうすぐである。




13.木之本バスターミナル

バスターミナルといっても何とも寂しい木之本バスターミナル。
「琵琶湖逍遙」のときに散々お世話になった木之本警察署のまん前。
乗車したバスは米原駅西口行なので、このまま乗っていれば米原駅まで行けるのであるが、ビワイチでは長浜駅で降りなければならない。



14.長浜駅

駅前広場はペデストリアンデッキ整備の工事中で仮囲いだらけ。
長浜駅では待ち時間が約1時間あった。本来は近くを観光できるのだろうが、歩くのが苦手なのでソフトクリームを食べながら休憩。



15.米原駅西口バス停

ここから長命寺までは臨時バス区間。



16.宇曽川

路線バスなのでバス停、信号待ち以外では止まってくれないので、写真を撮るチャンスはほとんどない。
そんな中、やっと信号待ちで宇曽川の橋の上で止まった。向こうに見える橋のすぐ後ろが琵琶湖。



17.長命寺バス停

ここまでは湖国バス。ここから近江鉄道バスになる。
左は近江八幡市の市民バス乗り場。 



18.三上山

17時30分。夕闇せまる長命寺港より三上山を望む。
長命寺より今日最後の路線バスで近江八幡駅に向かう。 



19.近江八幡駅

18時に近江八幡駅に到着して路線バスでビワイチ 1日目は終了。
近江八幡より大津へJRで帰る。




  


Posted by ミッチー at 04:43Comments(0)滋賀の風景