
2008年10月19日
11周目-6 堅田~烏丸半島 (2008.10.18)
今日の始点---→
---→今日の終点

このところの晴天続きで空も琵琶湖も真っ青である。比良山系をバックにした真野川河口の様子。
琵琶湖大橋の最高部に設けられた展望所から眺めると琵琶湖の大きさを実感する。
今日は土曜日だからか真野川河口付近にはたくさんの釣り船が見られる。

ヨットの大会でもあるのか、大型のヨットが次々と琵琶湖大橋を潜って北へ行く。その中の一艇。よく見ると7人のクルーが乗っている。
この直後、どの艇も一斉に大きな帆を広げた。

昔からここにある小さな舟溜りに隣接して郊外型の巨大なショッピングセンターが出来た。右側にもこのショッピングセンターのとてつもなく広大な駐車場が隣接している。両者に挟まれて窮屈そうなこの舟溜りの周囲はフェンスで囲まれ、入口の扉を開けて入るようになっている。昔からここにあるものが追いやられてしまっているようで、時代の流れとはいえ、主客転倒ではないかと思わせる光景である。

親子連れが湖岸に遊びに来ていた。陽射しが強いので両親は木陰でこどもたちを見ながら景色を楽しんでいたが、こどもたちは元気に砂浜を走りまわっていた。

守山なぎさ公園にて。ここから眺める琵琶湖はほんとうに広い。
左に比良の山々、右に沖島から長命寺方面の山々、そのはるか後方に一際高く伊吹山が霞んで見える。正面左手には近江高島付近の半島が霞んでいて、あとは青い湖と青空のみ。ほんとうに広々とした琵琶湖の眺めである。

かつて氾濫の歴史を繰り返してきた近江太郎(野洲川)は昭和54年に新しく付け替えられたのが今の野洲川である。その付け替える前の旧野洲川の堤防の土手である。旧河川敷の一部はグランドや公園に整備されている。去年までここに、旧野洲川に架かっていた大きな橋の構造物が残されていたが、今度来てみると、それも跡形も無く撤去されていた。

赤野井湾は琵琶湖周辺では最も汚染の進んだ湾であるといわれている。そのために、この画面よりずうっと左側の烏丸半島との間に挟まれた湾の奥一帯は、湾を埋め尽くすハスの大群落が見られ、花のシーズンにはピンクのハスの花が湾を埋め尽くし見事である。皮肉なことではあるが。