新 琵琶湖逍遙

　１．比叡山

　今日は、夕方になって冷たい風が強くなってきたけれども空気が澄んでいるので、琵琶湖を取り巻く山々が非常にはっきりと見える。一番近くに見える比叡山は紅葉も終わって、冬枯れの山肌がきれいに見える。それにしても湖岸には高層マンションが続々と建ってきてよく目立つようになってきた。




　２．伊吹山

　　写真中央、遠くにひときわ高く見えるのが伊吹山。左は長命寺付近の山々。今日は空気が澄んでいるので伊吹山までよく見える。伊吹山は海抜１３７７ｍ、ここから水平距離にして６６．３ｋｍ離れている。




　３．三上山 （近江富士）


　　こんなにはっきりと見えると直ぐ近くの山のように見えるが、三上山までは１５．３ｋｍ離れている。


　４．打出の森？（１）


　びわ湖ホールのすぐ横、打出の森と呼ばれているところ。森と呼ぶにはいかにも樹林が貧弱ではないかと思っていたのに、さらに木を間引いてテナントミックス施設なるものが出来るらしい。現地に建てられている看板によると店舗が３棟出来る予定。広い範囲が工事用のフェンスによって囲まれ、地面は工事用の分厚い鉄板で蔽われ、何本かの大きな木が根こそぎ倒されたまま放ってあり、工事のためには致し方の無いことなのだろうか。


　５．打出の森？（２）


　　この場所で市民に最も必要なのは店舗のような施設ではなく、琵琶湖を前にして、施設らしいものは何もない芝生の広場こそ相応しいのではないだろうか。
　工事期間が来年３月３１日までとなっているので、簡易な構造物だとは思われるが、ちょっと気になることではある。




　６．ある日の打出の森


　　これが同じ場所の今までの状態。みんな思い思いにゆったりした空間を楽しんでいる。森と呼ぶにはやはり木が少ないと思うが、都会にあってはこのような場所こそ貴重なのではないだろうか。