2010年11月13日
夕げの匂い オレンジ色の空

長年にわたって滋賀県各地の風景をスケッチされている福山聖子さんが初の画集「夕げの匂い オレンジ色の空」を出版されました。
朝日新聞滋賀版に毎週連載されている「滋賀の風景」は、もう340枚を越えました。モノクロームのスケッチが中心ですが、かえって、素朴な風景の味わいが伝わってきます。
今回、和邇の「るーむ橅」で福山さんの出版記念絵画展がありましたが、期間中に行けなかったので、後日、「るーむ橅」で画集を求めました。
福山聖子さん、初の画集出版おめでとうございます。

画集の中の一枚より。
民家と民家の間の、路地の向こうに琵琶湖を見つけた。
福山さんの絵は、何気ない身近な風景を描いています。この絵にはありませんが、しばしば、学校帰りの子供たち、自転車に乗った人、手押し車のおばあちゃん、犬と散歩している人、日向ぼっこをしている猫、軒下につるされた洗濯物等が、さりげなく描きこまれていて、ほっとさせられます。

「るーむ橅」でもらった、ブナの黄葉をラミネートして作った栞。

「るーむ橅」のスタンプ。これも福山聖子さんが彫ったものだそうです。
大きな窓から見える、玄関前にあるブナの木と比良の山々をデザインしたものでしょうか。
Posted by ミッチー at 08:56│Comments(0)
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