› 新 琵琶湖逍遙 › 2009年09月10日

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Posted by 滋賀咲くブログ at

2009年09月10日

KEIBUN文化講座

 今月からKEIBUN文化講座の西本梛枝さんの「文学を通してみる近江の風景」を聴きに行く。
これは、滋賀銀行の機関誌「湖」に毎月連載されているものを中心にした講座であり、これらは、「近江の文学風景」としてまとめられ、2冊の本にもなっている。

 
「におの浮巣」 平成8年 サンライズ印刷出版部

「湖(うみ)の風回廊」  2003年 東方出版


 2冊で取り上げられた、近江が出てくる文学作品は、48作品にも上る。豊富に挿入されている、著者自身の撮影による風景写真も、各々の小説の挿絵として素晴らしい。
 こんなに多くの文学作品が近江を舞台にしているということは、近江の風土が、人の心を癒す何かがあるからなのだろう。
 因みに、司馬遼太郎は彼のライフワークであった「街道をゆく」シリーズ(全43巻)を、「近江から始めましょう。」 で書き出し、4回も近江を取り上げている。それほど、彼にとっても、近江は何か惹かれるものがあったのだろう。

 改めて、近江(滋賀県)は素晴らしいところだと思う。  


Posted by ミッチー at 12:20Comments(0)滋賀の風景