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2010年02月14日

琵琶湖逍遙13周目-7 2010.02.13

近江八幡休暇村~滋賀県立大学

今日の始点⇒・・・・


・・・・⇒今日の終点



琵琶湖逍遙13周目-7 2010.02.13  1.堀切港から沖島を望む

 JR近江八幡駅前から休暇村行きのバスは、「北の庄」で客が一人降りてから先は終点まで乗客はぼく一人だった。
 天気がよくて沖島の様子は細部までくっきりと望まれるのに、バックの比良連峰は厚い雲がまとわりついていて晴れる気配もない。
 今では、ここ堀切港から沖島へ渡る通船が一日に何便もあるが、13年前に初めて沖島へ渡ったときには、この便はまだ無くて、長命寺港から一日一便の船で渡った。帰りの便は、翌日の早朝になるので、必ず、島で一泊しなければならなかった。その当時は、沖島への渡船は観光のためではなく、島民の生活のあしだった。
 因みに、長命寺港からはあのときと同じ船が、同じ時刻で運航している。



琵琶湖逍遙13周目-7 2010.02.13  2.湖西時雨れる

 比良連峰を覆う雲は晴れるどころか、湖西方面はすっかり雨雲に覆われてしまった。
 しかし、一部に青空も見えているので、やがてこの雨雲も通り過ぎるであろう。



琵琶湖逍遙13周目-7 2010.02.13  3.三角点無惨!

 誰だ!こんなことをするのは。何と心ないことをすることか。
 愛知川河口左岸にある公園内にある四等三角点である。2008年12月に訪ねたときには正常であったのに。このときの様子はこのブログでも紹介した。
   琵琶湖一周の三角点-13
 これは金属標の三角点であるが、恐らく鉄のようなものでメッタ打ちされたのだろう。「四等三角点」の文字は辛うじて読めるが、三角点に個有の番号は一部が削り取られていて全く判読できない。側に立っていた標柱も抜き取られて無くなっている。
 標識には
 「この測量標を移転き損すると測量法により罰せられます」
 と書いてあるのだが。



琵琶湖逍遙13周目-7 2010.02.13  4.愛知川(えちがわ)河口

 愛知川は湖東では有数の大きな河川であり、河口も広い。
 正面に比良連峰が望まれるが、厚い雲に覆われたままである。雲の間からちらちらと真っ白い雪の稜線が見えるのだが、白銀の山々が連なる雄大な景色は想像するしかない。
 左側の集落の先に、上記三角点のある公園がある。



琵琶湖逍遙13周目-7 2010.02.13  5.多景島遥か

 この付近は石寺というところ。湖岸に松並木の緑地が続くところ。ここに建てられている看板によると、平成7年に制定された「彦根八景」なるものがあり、この辺りは「多景島遥か 石寺浜並木」と詠われている。



琵琶湖逍遙13周目-7 2010.02.13  6.多景島と竹生島

 琵琶湖には島が4つある。その内の2つがこの画面の中にある。どちらも人が定住していない小さな島である。
 この小さな島を見ていると、琵琶湖の広さ、その上に広がる空の広さを感じさせる。
 写真を拡大して見ると、「近江湖辺の道」案内標柱と多景島との中間より僅か左寄りに更に小さく竹生島が望まれる。



琵琶湖逍遙13周目-7 2010.02.13  7.伊吹山

 冬の琵琶湖は北からの風が強く、次々と大きな波がやってきて湖岸に打ちつける。一日中、波の音で耳が変になりそう。
 東の空は一日中晴れ渡っており、歩いている間、どこからでも雪の伊吹山が望まれた。

 薩摩町付近の湖岸より。


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Posted by ミッチー at 12:19│Comments(0)湖東
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